楽天が経営赤字!なぜ赤字に陥ったのか解説!

楽天グループは14日、2022年12月期決算で過去最大の3728億円の最終赤字を計上したと発表した。
前期の赤字は1338億円だった。携帯電話の基地局整備が負担となるモバイル事業の営業損失が4928億円、電子商取引などのインターネットサービス事業や金融事業の利益が赤字を補うには足りなかった。
楽天モバイルは、昨年5月に携帯電話料金の「0円プラン」の廃止を発表し、契約者数の減少が続いています。昨年9月末の契約者数は518万人となり、昨年3月末に比べ50万人減少した。
楽天モバイルの「実質0円」プランは昨年10月に完全終了し、ユーザーの離脱が懸念されていた。三木谷氏が登壇した決算説明会では、12月以降、契約数が増加に転じていることが紹介された。
そのほとんどが「1GB未満」「ポイント狙い」の解約であり、楽天の予想通りであった。今後は、オンラインに注力し、テレビCMよりも紹介キャンペーンを増やし、不採算店舗の閉鎖でコスト削減を図る。
Eコマース、金融、広告が好調なのは変わらないが、モバイルに賭ける方針は変わらない。三木谷は、プラチナバンドや衛星通信の獲得で「競争力の大きな差が縮まる」と期待しているが、まだまだ不確定要素が多く、楽観視できない状況が続きそうだ。
私は仕事用の携帯電話として楽天モバイルと契約していたが、1年程前に解約した。理由は従量制ではなく、電波の入りが悪いからです。
外では電波が入るのですが、建物の中では波があり、一番使いたい自宅ではよく切断されるので、解約を決意しました。
今はPOVOを使っていますが、問題なく使えています。
私の周りで楽天モバイルを解約した人に話を聞くと、費用よりも電波状況を理由に挙げる人が多い印象です。
料金体系や端末購入の面でメリットが多いので、料金を支払ってでも電波状況が良くなれば戻りたいのですが、プラチナバンドが絡む来年以降になりそうです。
今日は以上です。